シャトー・カンボン・ボジョレー・ルージュ 2005 マルセル・ラピエール
カテゴリ:ワイン
シャトー・カンボン・ボジョレー・ルージュ 2005 マルセル・ラピエール
■Beaujolais / Marcel Lapierre (赤) 750ml ボージョレ・ヌーヴォーでも有名なボージョレ地区はブルゴーニュの最南部に位置する。土壌は花崗岩と片岩が入り混じっていて、一般に葡萄栽培には厳しい。その中でもガメイという赤ワイン用品種の栽培には適しています。この品種から生まれるワインは、フレッシュかつフルーティーで、各生産者は、マセラシオン・カルボニックと呼ばれる醸造法を用いて、その魅力を最大限引き出している。そのボージョレ地区の中でもマルセル・ラピエールは一際傑出した生産者であると同時に、有機農法(ヴィォデナミ)ワインの実践者でもある。近年、有機農法を標榜する生産者はかなり増えたが、彼はまさにその草分け的存在である。畑では除草剤を使わない。除草剤を使うと、雑草だけでなく、その畑に生息している酵母菌も死なせてしまうからです。除草剤を使わなければ手入れが大変になるが、土着の酵母菌が生きて葡萄に付着し、この酵母によってアルコール発酵を行うことができるので、一般にワイン生産者は、自分の好みの酵母(培養酵母)を使用する。使い慣れた酵母であれば、発酵のプロセスを熟知しているので管理がしやすいからである。しかし、土着の酵母(天然酵母)となるとそうはいかない。畑には何種類もの酵母が生息しているので、年によって優勢となる種類が異なる。ある酵母の発酵プロセスを理解したとしても、次の年にも同じものが付着し、以前の経験を応用できるとは限りません。ラピエールは、そうした困難なワイン造りを実践しているのである。毎年、どんな種類の酵母が付着してるか分からない葡萄を発酵させる訳であるから、そのプロセスを丹念に監視しつつ、アルコール発酵を進めるというのは大変な作業ですが、出来るワインは天然のフィネスを湛え、太陽の光と大地の恵みを液体に変えた素晴らしいワインになります。非のうちどころのない健康な葡萄から搾ったワインには、いわゆる普通ワインに加えられるSO2(酸化防止剤)を使用せずとも、長い間、健全な状態を保ち続けるが、その為、保管(熟成)には細心の注意を払う必要があり、14℃前後の温度管理を必要とします。同様の有機農法で造られたロゼは→こちら

